ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜
和也から“そっち”って言われた方へ行くと、そこは和也が言った通りソファのある、広いリビングだった。そして真っ先に私の目に飛び込んで来たのは……
やだ、人がいるじゃない!?
ソファにゆったりと脚を組んで座り、右手にはお洒落なティーカップを、左手にはその受け皿を持つ人物がいた。その容姿たるや……えっと何だっけ?
確かに見覚えがあるんだけど……あ、思い出した。オスカルだ。『ベルバラ』のオスカルよ。そうそう。
なんて、考えてる場合じゃないでしょ、私! ご挨拶しなくっちゃ。
「あの、失礼します。私は和也君の同級生で大塚……」
あれ?
このオスカル、みたいな人、全く動かないんですけど?
やだ、人がいるじゃない!?
ソファにゆったりと脚を組んで座り、右手にはお洒落なティーカップを、左手にはその受け皿を持つ人物がいた。その容姿たるや……えっと何だっけ?
確かに見覚えがあるんだけど……あ、思い出した。オスカルだ。『ベルバラ』のオスカルよ。そうそう。
なんて、考えてる場合じゃないでしょ、私! ご挨拶しなくっちゃ。
「あの、失礼します。私は和也君の同級生で大塚……」
あれ?
このオスカル、みたいな人、全く動かないんですけど?