密なカラダにくちづけて。
アタシが浮気相手だなんて事、忘れていた。

実際、妊娠がわかった時 啓介は、

「じゃあ、結婚するか。」

と言った。


“じゃあ”の言い回しが気になったけれど


すぐに頷いた。

でも、結婚するんだから。

もちろん、二股の女とは手を切ると言うか、もう切っているんだって そう思っていた。

そう信じたかったから。


…バカすぎる、アタシ。


啓介は、

アタシといながら
同時に、ずっと他の女ともいた。
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