雪が降る町~追憶のletter~
暫く2人が黙りこむと、快斗の家族ももう休んでいるのか部屋は物音一つしない静かな空間となって晶は先程の安心はどこへやらで、大人の快斗の前にさらに緊張上乗せだった。
話したいこと、聞きたいことは山ほどある筈なのに、言葉が出ない。
(何を、緊張してんの。いまさら快斗相手に・・・!)
「お前・・・大きくなったなぁ」
「は!!?」
沈黙を破ったのは快斗のジジくさい一言。
だけど、晶はそれが自分に“太ってる”と言っていると思ってもう抗議をする。
「し、失礼ね!一応大学のときから体型と体重は維持してるんですけど!!」
「プッ…そーなの?」
「まっったく!!快斗は見る目がない!!東京で仕事ばっかりしてたから、女の子のことわかんないんじゃないの?!」
「まあ、仕事ばっかだったけど。見る目がないかどうかはどうだろな」
話したいこと、聞きたいことは山ほどある筈なのに、言葉が出ない。
(何を、緊張してんの。いまさら快斗相手に・・・!)
「お前・・・大きくなったなぁ」
「は!!?」
沈黙を破ったのは快斗のジジくさい一言。
だけど、晶はそれが自分に“太ってる”と言っていると思ってもう抗議をする。
「し、失礼ね!一応大学のときから体型と体重は維持してるんですけど!!」
「プッ…そーなの?」
「まっったく!!快斗は見る目がない!!東京で仕事ばっかりしてたから、女の子のことわかんないんじゃないの?!」
「まあ、仕事ばっかだったけど。見る目がないかどうかはどうだろな」