私の彼氏は俺様です
離れないでねなんて
いつもは言わないくせに…。
だけど、あたしは嬉しくって。
たまにこういう言葉をくれる陸が
大好きで、大好きで。
「離れないよ」
満面の笑みでそう答えた。
「…っ、そろそろ戻ろ」
「えー?もう?」
振り向くと、陸の顔がほんのり赤い。
これは…照れ隠し?
「行くぞ、ほら立て」
「はぁ〜い……」
あたしはよっこらしょっと立ち上がった。
「ひゃー、寒いね今日」
陸の温もりから離れたあたしは
急に寒さを感じた。