トリップループ



「うん、わかった」

私は二つ返事で返事する

「………………………」

「何?」


「そんな軽く返事をしても良いのですか?もうこの世界には戻れないかも知れませんよ?」


「なら、断ってほしかったの?」


「別に断られたら僕は一人でそれをこなすだけなので」


「うん。じゃ二人で救おうよ世界を」


「よくわかりません…。………そろそろ時間のようですね」


彼がそう言うと周りの風景がぐにゃぐにゃ歪みだす


「詳しいことは後で話します。」



言い終わるか否かの速さで全てが消えてグラリと吐き気が私を襲った






















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