トリップループ

「……貴方は誰ですか?」

彼は口を開く
透き通るようなその声は私に届く


「私はレイ………鈴音レイ」


にゃー

猫は彼に擦り寄る


「……ノアール何故ここに人が居るんです?」


猫はノアールと言うらしい
猫はにゃーとまた鳴いて彼になにかを訴える


「………彼女が。そうですか…」


彼は猫との話がすんだようで
こちらに向く



「僕は、エスト・リナウド。君を迎えに来ました」


「私を…迎えに…?」


「ええ、レイ」


彼は私の名を呼んで真剣な眼差しで言った



「世界を救って下さい」






これが私の終わりで始まり




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