純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
鍵をかけてしまうと、その暗さに恐れおののく。
私が歩を欲していたのは、独りの孤独に耐えられなかったからかもしれない。
はぁ。私の人生も終わった?
だけど、この歳で恋人を失った私は、もう行き遅れ決定だ。
自分がこんなに結婚に憧れていたなんて、初めて気がついた。
あんなに嫌な面も見て、数々の離婚も見て……しなくてもいいかも? とさえ思っていたはずなのに。
それは全部、強がりだったのかもしれない。
ビールを飲もうとして、一瞬その手を引っ込める。
酔う気満々じゃん。
桐生さんに言われた言葉を思い出して、代わりにミネラルウォーターのキャップをひねった。