Sexual Secret
まだベッドの中にいた私は、そんな気持ちを隠すように、もそもそと布団に潜った。




どうしてこんなに知りたいのか、わからなくて自分が嫌になる。




少しすると、ベッドの端が沈むのを感じた。



布団から少しだけ顔を出すと、先生が床に座り、ベッドに頬杖をついてこっちを見ていた。




あまりの近距離に、頭の中の警報が鳴る。




「気になるか?」



「な…何がですか」



「あいつが誰なのか、気になるのか?」




いつもみたいに、悪意のある悪戯っ子顔で聞いてくれたら、こんなに心臓がうるさくならなかっただろう。





どうして、こんな優しい顔をしてるの?

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