Sexual Secret
「もう忘れるって、言ったんじゃなかったんですか」




そう、あのとき。



私が先生の部屋で二人の姿を見てしまったとき。




忘れるから、最後に一度だけ抱いてほしいというあの人の願いを受け入れた先生。





忘れるっていったくせに。



あの人はずるい。



先生は、また何も言わなかった。




「どうして…呼ばれたら行っちゃうんですか…」



「さっきのが聞こえなかったか、お前は何も知らなくていい」




先生は、どうしても私を介入させてくれないらしい。
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