Sexual Secret
私の家までの間、会話なんて一切なかった。



BGMも流れていない車内は、静まり返っていた。




家の前に車を止めると、先生はまたため息をつく。




「さっきは、悪かった。腕、痛むか?」



「…大丈夫です」




腕の痛みなんか、とっくになくなってた。



今は何だか、頭痛がする。



いろいろ、考えすぎてるのかな。




「送ってくれて、ありがとうございます」




そう言い残して、私は車外へ出た。
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