Sexual Secret
あの日から、私と先生の間には見えない壁があるような気がしていた。



そう思っているのは、私だけなのかもしれないけど。




だけど、今までと違うことがある。




先生は、以前のようにむやみに私に触れなくなった。



小説の資料という名のセクハラだけど。




それがなくなったことが、見えない壁がある気がする原因の一つだった。





今日は、先生が一人で部屋に篭りたいと連絡してきて、私は会社にいた。



あの人と一緒にいるんじゃないかと考えてしまう私は、本当にネガティブだ。
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