Sexual Secret
パスタを口に入れてはパソコンに向かい、口の中が空っぽになってはまたパスタを口に入れる。



私はその様子をじっと見ていた。




なぜなら、先生が料理の感想を一言も言わないからだ。





まずいのか美味しいのか。



味見をしなかった私にはわからなかった。




そんなことには気づかずに、黙々と作業を続ける先生。




せっかく作ったのに。



食べてくれているのは嬉しいけれど、まずいと思いながら食べられるほど嫌なことはない。




結局無言でパスタを完食した先生は、ホットケーキへも手を伸ばした。

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