Sexual Secret
俯いたままのよっくん。



今、どんな顔をしてるんだろう。




「あのね、仕事の人で…前に話した、先生……なの」



「…だと思った」




やっと顔を上げたよっくんは、海の向こうの方を眺めながら言った。



やっぱり、悲しそうな顔をして、そして寂しそうだ。




「前に話聞いたとき、そうなのかなって思った」



よっくんには、わかってたんだ。




私があえて話さなかったことを。



よっくんは、ずっと辛かったのかな。
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