Sexual Secret
声もださずに、その感覚に耐える。



声を出したら、そのまま泣いてしまいそうだから。




先生も何も言わず、キスの位置を下の方へずらしていく。




ちょうど鎖骨のあたりまできて、邪魔そうに私のシャツの襟を引っ張ろうとしたとき。






思い出したんだ。



ちょうど鎖骨の下あたりの、よっくんに付けられた『痕』を。




とっさに、私は先生を突き飛ばした。





驚いた様子の先生。



涙を堪えてる私。





先生、好き、大好き。




なのに、この痕が、私を縛り付ける。
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