Sexual Secret
先生の手が、恐る恐る頬に触れる。



私は、思わず体をビクッとさせてしまう。




先生の温もりがこわい。



私の心を、揺らがせるから。



私の決意を、揺らがせるから。




「冷たいな」




その一言は、何に向けられた言葉なのかはわからなかった。




私の頬?


私の態度?




「なあ...」



先生が、何かを言おうとしたから顔をあげる。




先生は、その続きを言わなかった。






その代わりに、私にキスをした。
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