Sexual Secret
だから余計に、よっくんとどう接していいのかわからなくなる。




「今度休みが合ったらさ...、どっか行こう」



「...うん」




この生活で、私の心はいつまで保つことができるんだろう。



この何とも言えない気持ちが、溢れてしまったときに。





私は、一体どうなるんだろう。



それが毎日、私を脅かす。




「悠梨、おいで」



そう言って、よっくんは自分の隣に座るように促す。




私は黙ったまま、よっくんの隣に座る。





先生が、隣にいたらいいのにな。
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