Sexual Secret
気持ちのいい朝。




鼻を掠めるのは、覚えのある香り。



耳に入るのは、聞き慣れた音。




ゆっくり目を開けると、そこは見覚えのある部屋だった。



最近まで毎日のように通っていた、先生の部屋。




先生は私に背を向けて、キーボードを叩いていた。


仕事…してるのかな。




というかその前に、私はどうしてここにいるの?



昨日の出来事が、とぎれとぎれにしか思い出せない。




どうして今、先生のベッドで自分が寝ているのか全くわからない。

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