Sexual Secret
また泣き出して喋らない私を見ながら、先生は話を続けた。




「一時の感情で、お前を振り回して悪かったな。やっぱお前じゃねえと、落ち着いて仕事できない」




これが別のシチュエーションだったら、もはやプロポーズだと思う。



そのくらい、ドキドキした。




「あともう一つ」



「何ですか」



「上城と二人で出かけるのは禁止。俺の心臓がいくつあっても足りない」




それを、どういう意味で言ったのか、私にはわからない。



でも、何だか先生らしくなくて思わず、はいと返事をしてしまった。
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