描いた日常



きっと私が行かなきゃならないのは、“女子”の方なのかもしれないけれど…




「別に共学なんだし、どっちでもいっか」


私は取り敢えず、女子の下駄箱にする事にした。






………






「…またですか!?」


下駄箱をクリアした次は、教室…!?


右にある、上につながる階段には
大きな紙に“男子”


左にある、上につながる階段には
大きな紙に“女子”と書いてある。


そして、その間には
“男子は女子ゾーンには入らない!”

“同じく女子も、男子ゾーンには入らない!”

と大きな紙に大きく書いてある。



この学校…


本当に共学なの?



「でもどうせ一緒だし、こっちに行ってみよ!」


私は“男子”と書いてある方へ足を進めた。


上にはあがってないけど

取り敢えずこの階(一階)を探索した。



てゆーかさっきから…




「一人も生徒と会わないよ?」


もはや、先生とも会わないし…



今何時かな…?


私は近くにあった、時計を見た。



「うーん、7時か…。」


確か授業が始まるのに、後一時間以上も時間がある


早すぎたかな…?


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