汚れたmarch 1
ふと、家の玄関を見ると人が1人。





なにやら、叔母さんは頭を下げている。








「誰だろう…?」









黒髪の男の人だとは分かる。








ただ、顔は良く見えない。









ただ、私の胸には、違和感があった。








近づけば近づくほどよく見えてくる




その人の顔。




















まさか‼











私は急いで自分の家の玄関まで走った











「叔母さん…」











男はタバコをふかしながら




煙を吐いた






そして




「よう、黒豹鬼」











ニヤッと笑うその男は




















山中惣右介。













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