汚れたmarch 1
「なんでっ…「言っただろ?真実を伝えにきたんだよ」






真実

















そう。



私が黒豹鬼だということ









「ああ、お前の親友?だっけ?友里ちゃんにもしっかり話して置いた。驚いてたぞ?裏切られただと。」













私の頭は真っ白になった。






















「一週間もこなかったくせに。今更なんなの‼ふざけないでよ!」









私は山中を睨んだ






憎い







憎い








憎い






「別にいつきたって俺の勝手だろ?そもそも、お前が黒豹鬼なんて、馬鹿な事してるからだろ。自業自得。人のせいにすんなよ。」












「ふざけん「空っ‼‼‼‼‼‼‼」







ビクッ








叔母さん








「山中さん、わざわざありがとうございました。この子がこんな事、同じ過ちを二回もしてるなんて知りませんでした。助かりました。私たちは、騙される所だった。」






違うよ








叔母さん





騙したかったわけじゃ無いんだよ







ねえ







「空とは話がしたいので、申し訳ないですがお引き取りいただいてよろいですか?」








「そうですね。よく、ご家族で話し合ってください。」






では、失礼します








そういい帰っていくあいつ顔には










悪のような笑みが光っていた。


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