汚れたmarch 1
ガラガラ




「お待たせ。はい。じゃ、これ今書いてくれる?で、試験は無いんだけど一応、理事長面接あるのね。明日から、学校来てもらうんだけど、最初に理事長室行くから、また、此処にきて。で、あと制服は、今、貸すから、それ着てきてね。」











「あ…はい。」






理事長面接ね。







久しぶりにあいつに、会う。








憎くて憎くてしたかないあいつに。










サラサラサラ











「これでいいですか?」








「………うん。オッケー。清瀬君ね。明日は8時半にきてくれればいいから。俺、一緒に理事長室行くから。えっと、楠木です。よろしく。」









「よろしくお願いします。」








楠木先生ね。








制服を渡され、もう、いいのか戸惑ってる私に楠木先生は





「今日はもう、これでいいよ。あ、なんなら、体育祭見てけば?楽しいよー。」







いやいや、結構です。




私、体育祭とか、あんま好きじゃ無いんで。







「いえ、用事あるんで、帰ります。」







そうだ。





北央行って転校届けださなきゃ。






「そうかー。じゃ正門まで送るよ。」







いやいや、それは御免だ。




1人で帰れますって。





「いや、大丈夫です。いろいろありがとうございました。」






「そう?じゃ、僕は体育祭見にいこー」






らんらんでグラウンドへ向かう楠木を背に





私は正門に向った。













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