天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
「い、いらねぇよっ、そんなん」
カルメはプイとそっぽを向く。
「別に金がなくて朝飯抜いてる訳じゃねんだよ、馬鹿にすんな」
「何て態度なの!副理事に向かって!」
カルメを叱るバルナを制して。
「何だい、若い者が遠慮する事ないやね」
微笑む鳳。
「好きなの買っていいんだよ?あとから金返せなんて言いやしないからさ」
「……」
無視するカルメ。
その割には、犬の尻尾よろしく金髪が揺れている。
超ご機嫌のようだ。
カルメはプイとそっぽを向く。
「別に金がなくて朝飯抜いてる訳じゃねんだよ、馬鹿にすんな」
「何て態度なの!副理事に向かって!」
カルメを叱るバルナを制して。
「何だい、若い者が遠慮する事ないやね」
微笑む鳳。
「好きなの買っていいんだよ?あとから金返せなんて言いやしないからさ」
「……」
無視するカルメ。
その割には、犬の尻尾よろしく金髪が揺れている。
超ご機嫌のようだ。