天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
「翡翠先生が授業を受け持つのならば、遅刻は非常に危険です…一生残る傷を刻み込まれるとか」

ロボ子が信憑性の薄い情報で友人達を煽る。

「お兄ちゃんたすけてぇえぇぇ」

早くもガクプル状態のバイオリン妹。

「泣いてる場合じゃないよ、早く行こ?そんな先生なら、尚の事急がなきゃ」

二人を促し、七星は慌てて教室を出た。

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