【完】校内1のイケメンに恋をした!!


…もっと、龍輝さんのそばに居たい。

もっともっと、龍輝さんのことが知りたいな…。




♪〜♪〜♪〜




ふと、ポケットに入れていた携帯が音を奏でる。

電話…?




「…うわ!! 龍輝さんからだっ!! ど、どうしようっ!?」

「ほらぁ、やっぱりさっきのって真由ちゃんを待ってたんじゃーん。
ほらほら、早く出なきゃ!!」

「で、でもっ…!」


私、さっきあんな態度取っちゃったし!

それに龍輝さんの彼女さんだった人のこととか、色々頭にあってっ…こんなんじゃ絶対上手く喋れないよっ…!!




「もー。ほら、貸して!
あ、もしもし龍輝さん? 今真由ちゃんに代わりますから」


うぅ…心の準備が出来てないのに…。

でも電話は繋がっちゃったし、龍輝さんを待たせるわけにはいかないし…。


…ハァッと大きく息を吐いてから、電話を受け取る。


「も、もしもし…?」

『お前、さっきの何?』


ひぃっ…めっちゃ怒ってるっ…!!


「ご、ごめんなさい!! 邪魔しちゃ悪いと思って!!」

『別に邪魔じゃねぇから。 つーかお前、今どこ?』

「え? あー…えっと、郵便局の近くです…」


『じゃあ今から行く。 逃げんなよ? 逃げたら殺す』

「え!?ちょ、ちょっと龍輝さん…!!」


…き、切れちゃった…。




「…今から来るって…。
あと、逃げたら殺すって言われた…」

「あぁ龍輝さん怒ってた感じだったもんね。
私は逃げるけど、真由ちゃん頑張ってね!!」

「え!? い、一緒に居てくれないの!?」


「怖いからやだよぉ。 じゃ、またねー!」

「は、薄情者っ…!!」




…ニコニコと手を振る優ちゃん。

その姿が見えなくなった後、逆方向から来る龍輝さんが見えた。






「よぉ、居たか」


…そりゃあ、あんな風に言われたら居ますとも。
逃げたくても逃げられないですよ…。




「お前さぁ、さっきの何?」


うぅ…またそれ…?

< 109 / 211 >

この作品をシェア

pagetop