あの夏の君へ





あの頃…。

あの時…。

あの瞬間…。


もっと素直になれてたら。

もっともっと正直に生きていれば。



君が“行かないでほしい”と“側から離れないでほしい”と言ってくれていたら。


私が“好きなんだよ”と“ずっと側にいて”と言えていたなら。



神さまの力で運命は変えることができていたんかもしれん…。

魔女の魔法でも良い、魔法で何か変えれてたんやろうか。






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