あの夏の君へ

君がいない






荻が死んだと聞かされて、沢山の時が経ったような気がした。


…荻に会いたい。

でも…彼はもういない。

生きてすらない。

私は毎日起きては泣いて、泣き疲れて眠って、また起きて泣いてを繰り返していた。







荻…。

荻、会いたいねん…。









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