あの夏の君へ







「あいつ、一人、ずっとソワソワしてたし、ウキウキしとった。俺、甲子園行けへんかったらどないすんねんって言うてんか。そしたらな、亜樹やったら何か許してくれる気するわって…何回もな…幸せそうに笑ってた…」







…。


「何かな…泣いてもうて。お前は本間に幸せになれよって…言うたわ。あいつ、本間に本間に色々苦労しとってん。進路のこともそやし…家のこととかな…。怪我もしよったし、プレッシャーも凄かったし、一番……辛かった思うねん…」





…荻。








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