コスプレ少年×少女(仮)
「なんか、高橋くんといると安心する」
「・・・安心だけされても困んだけど」
「?小さすぎて聞こえないよ」
顔を近づけて、近づけすぎて、恥ずかしくなってベンチから立ち上がってしまった。
「俺さぁ、ちょっとは期待してもい?彩華の気、少しでも引きつけれてるって」
「分かんないよあたし。さっき高橋くんに抱きしめられて、すごく安心できた。これって、恋?」
「んじゃさ、お試しで付き合ってよ。合宿から帰った1週間!それで無理なら、諦めるから」
あまりに反らせない真剣な瞳に、頷くことしかできなかった。
お試しなんてダメなことだと思ったのに、何も言えなかった。