雨のち晴れ。
prologue
ザーーーーー....

その日は、雨が降っていた。

「別れよう」

雨音でかき消されるくらいの

最後の彼氏の言葉。

最愛の彼氏に、振られた。

私は、すべてを失った。

家族も、彼氏も...

傘を差していた事も忘れ、

頭から雨に当たっていた。


「大丈夫?」

優しく傘を差してくれたのは

彼方でしたね。

優しく癒してくれ、

再び人を好きになる感情を

与えてくれましたね。

彼方が、好きになってしまいました。
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