紅梅サドン
「秋ジイごめ~ん。シャツ借りてたの。

ここまで来るのにさ、プロフィールの住所、この家ね、探し当てるのにさあ、探しまくって汗かいちゃってさ。

タンスにあったから借りてた。

これ着心地もラインもいいね。

31歳にしちゃ、良いチョイスすんのね。」

ルノーは殺してしまいたい程白い歯を輝かせ、天使の様な爽やかな笑顔を見せた。

僕はさっきまでルノーに対して大人気なくて申し訳無かったという気持ちを吹っ飛ばし、『やっぱり俺のか。返せよ、バカ』と言葉を投げつけた。



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