アイ・ラブ・おデブ【完結】
守り石
「おはようございます…」

聞きなれない女性の声で小夜は目覚めた

…ここは…どこだ?
ふわふわな布団…
金髪の…女の…人…
あぁ…環さんち…なんだ…

昨夜初めて会った女性…ミーシャを見て豪華マンションに泊まったことを理解した

「あのぉ…ハル…遥さんはどこに?」

ミーシャは少し目を伏せ事務的に答えた

「環様と先程…お出掛けになりました
お客様にはあちらに朝食をご用意してございます
お支度が出来ましたらお越しくださいませ」

カーテンを開けミーシャは部屋を後にした

…え~と…ハルはいない…のね
でも探しになんて行けないし…
う~…どうしよ…
とりあえず…朝ごはんかな?
日本語の話せる外人さんで良かった…

ミーシャが出ていったドアを眺めそんなことを考えていた
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