アイ・ラブ・おデブ【完結】
自分の趣向を活かし、挑んだ食品関係の会社はどこも不採用の連絡しかこない

食べ物への想いが強すぎて、熱く語ってしまうのが原因だったのだろう

そんな中、ダメ元で受けた家具メーカーから奇跡的な採用を知らせる通知が来た

それはもうマフラーを出そうかという寒い季節になった頃だった

海外に本社のあるメーカーで、面接官の中に恰幅の良い外人さんがいた

面接で牛丼の好みについて語ってしまったが、きっとその人に気に入ってもらえたんじゃないかと密かに想像していた
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