アイ・ラブ・おデブ【完結】
おデブのお願い
小夜は寝不足の重たい体を仕事モードに無理矢理切り替え、部屋を出た

…もしかしたら…今日はいないかも
こんな幼稚園児は嫌になっちゃったかも…

寝不足の頭の中はネガティブな思いがぐるぐると回り始める

覗きこむように階段の下を見ると赤い自転車が見えた

そこにいる遥とも目が合った

「おはよう!
ん?どうしたの?
降りて来ないの?」

爽やかな笑顔で見上げている遥に、足は自然と近づいて行った
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