アイ・ラブ・おデブ【完結】
離れてすぐに!
搭乗ゲートの前の椅子に座り、これから乗る飛行機を眺めていた

周りには夏休みの旅行を楽しむ家族連れや、仕事に向かうサラリーマンなど大勢の人達がいる

小夜はパスポートと航空券を大切に持ち、遥のことを考えていた

…遥さんとても心配してくれたなぁ…
初めての海外に一人で行くんだから心配するよね…
遥さんのお陰でスムーズに乗れる
乗ってしまえばあちらでは仁美さんが待っていてくれる

何も心配することはないが気持ちが高ぶりドキドキしてきた

落ち着かないのでトイレにでも行こうかと思った時、すぐ近くで携帯の呼び出し音が聞こえた
< 526 / 1,499 >

この作品をシェア

pagetop