アイ・ラブ・おデブ【完結】
もうすぐ冬休みがくる…
良孝とはあのデートをしたきり電話ですら話していない

小夜は何も変わらぬ日常の中で過ごしていた

…このままなかった事になればいいのに…
もしかして皆忘れてるんじゃない?

しかし祖母が張り切って結納やら嫁入り道具やらの準備をしており、現実のことだと示していた

祖母の行動と比例してますます小夜の食欲が加速していく

久しぶりに帰省した兄の目を丸くさせた

「小夜…そんなに蓄えて冬眠でもするんか?
冬籠もりをしたくなる気持ちもわかるからなぁ…
よし!兄ちゃんが旨いもん作ってやるぞ」

大輔はバイト先で覚えたパスタを毎日のように作ってくれた
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