アイ・ラブ・おデブ【完結】
踏み出した一歩
祖母は小夜のことを避けているのか、顔を合わせることはなく10日が過ぎた

小夜はまた次の東京行きに向けて準備をしていた

今度は手ごろなホテルも予約して、桜井良ニの東京滞在もチェックした

…よしっ!次こそ断ってみせる!
幸絵さんは…もう…赤ちゃん産んだのかな?

「小夜!電話だ…桜井って…
嫌なら俺が断ろうか?」

そう言って圭輔が部屋に子機を持ってきた

…桜井?まさかお父様?
あたしが行くのバレた?
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