アイ・ラブ・おデブ【完結】
その夜は遅くまで父が説得したが、祖母の意見が変わることはなかった

小夜の気持ちも変わることはなく、朝食の手伝いをしながら母に謝った

「ごめんなさい…
ババ様に逆らって…
でも…結婚はできない…したくないの」

「ウフフ…
待ってたのよ…母さんは!
ちゃんと気持ちを言ってくれるのを…
小夜は謝らないで…母さんこそごめんなさいだわ
これまで小夜のこと…庇ってあげられなくて…ごめんなさい」

目を潤ませながら抱き締めてくれた
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