アイ・ラブ・おデブ【完結】
…って違う…あたし…このまま…
どうしよ…今日はどんなパンツ履いてた?

そんな色気の無いことを考えているうちにベッドの上に優しく降ろされた

「…ハ…ル…ちょ…ちょっと…待って…あたし…」

遥のキスを遮り小夜が必死に止めた

「もう待てない…
ずっと…ずっと…さあやと…
こうなることを…待っていたんだ
10年前に…さあやを失ったと…後悔した…
でも神様は僕の腕の中にちゃんと連れて来てくれた」

…えっ?10年前?
ハルとは子供の頃だけじゃないの?

新しい疑問が頭に浮かんだがそれどころではなくなっていた

気が付けば着ていたニットも、履いていたロングスカートも今はベッドの下に落ちている
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