7days
~賢斗side~

俺たちは食堂へ行った。


『似合うじゃん』

唐突に言うなよ。
俺には、そんな言葉は言えない。


ずりぃんだっつの。まったく。





「「「おはようございます。小桜姫、賢斗殿」」」


扉を開けて、この出迎え。

俺たちの事を知ってるのは、城のモンのごく一部。
だからほとんどの奴は、俺らはやっと帰ってきた姫とその執事。




ああぁあ。めんどくせぇ。



「姫様、執事殿。おはようございます」


役者だなあ、大臣。

「お、はようございます…」


小桜も不慣れで、固まりかけてる。


「…おはようございます」





「食事にしましょう」






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