たくさんの愛を君に




「ねぇ…あれ
夏紀の彼氏じゃない??」




「えっそんなわけ


な…い」



見てしまった




啓太が美人な女の人を連れて指輪を見ているのを




「…はやくいこ??」



夏紀は優衣のことを急かした



「夏紀…いいの??」



「私は大丈夫だから…ね」



正直夏紀は泣きそうだった
それ程あの二人はお似合いで
そして楽しそうだったのだ


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