大好きなアナタと、気になるアイツ【番外編更新中】
由香里は斉木に無難にあいさつをかえした。

「では御話の前にまずはお茶でも………。」

「失礼致します。家元よろしいでしょうか?」

指定された場所に各々が着席した事を確認にした鈴木が、徐にそう口を開いた時先程の男性が少々慌てて入ってきた。

男は鈴木に近づくと耳元で何かを囁いた。

鈴木の顔が一瞬固まり西園寺に向かってニコッと笑った。

「もう1人お客様がいらっしゃったようです。」

鈴木が何やら含みのある言い方をして西園寺を促した。

「西園寺社長と志水さんはヘリポートへ御迎えに上がってください。」

「ああ、すまない。」

西園寺も驚く風もなく立ち上がった。

由香里だけがオロオロとしているだけだ。

グイっと腕を持たれて由香里もその場に立ち上がる。

「申し訳ありませんが、友人が到着したようです。少々お待ちください。」

その場にいる人間に西園寺が挨拶して由香里と二人部屋を出た。

先程の男性がヘリポートへと案内してくれる。
< 122 / 245 >

この作品をシェア

pagetop