生きたい

真奈にいわれてきてみたけどやっぱり悪いんじゃ・・。

でもつい聞き耳を立ててしまうあたしはなんて情けない・・・

「あの!転校してきたときから好きでした!付き合ってください!!」

真奈が言ったとおりやっぱり告白だった。

こういう場面に出くわしたことがないあたしはどうしたらいいかわからない。

とりあえずもっと聞こうとドアに耳を押し当てた。

「・・・ゴメン。俺好きな人いるから・・。付き合えない!」

「そうでしたか。いきなりごめんなさい!」

ドタドタと足音が聞こえてきた。

その足音はこっちに向かってきているような・・・。

ってヤバッ!

隠れなきゃ!

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