トーク!
けど今は、新杉さんの気持ちより、自分の不安とか焦りとか、モヤモヤとかモヤモヤとかモヤモヤとか。


そういうのが溢れて止まらなかった。


「いつも不安でした!新杉さんは、いつもあたしの話を聞くだけで、自分のことを喋ってくれない。感情だってあまり見せてくれなくて」

「……」

「それに、ふ、触れてもくれない!どんなに近くにいったって手もつないでくれないし!!」

「……」

「それに、それに、……それに……」

「……」

「だから、あの、だから……」


最後は、涙に邪魔されて、言葉が紡げなかった。


支離滅裂だと思う。
自分でも結局何が言いたかったのか分かんない。
“だから”の続きを何て言いたかったのかも、考えても出てきてくれそうにない。

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