逃げる女
無言の私に武志は肯定ととったのだろう。


『そういう事だから。』




ぷつっと切れる電話。





















ああ…私って大馬鹿野郎だ


言われるまで気付かないなんて。




私は武志が好きだと思ってた。


好きだと思い込んでいたんだ




だから、体の関係まで進めなかった。



いつも拒んでしまっていたんだ。



武志の誕生日だからと理由をつけてHしようとしてた私を武志はきっと気付いていたはずだ。



だからその前に別れてくれたの?








充とは、付き合ってもいないのにHしたのは…



決して流されただけでは、ない。




好きだったから…




だから…抵抗もしないで最後までやってしまったんだ
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