白雪姫と消しゴム



カーディガンに

一つ雫が落ちて、しみになる

また一つ

また一つ




「ひろ…、ごめんっ。」

あたしは鞄を持って

思い切り走った。


根拠なんてなかったけど



透真に会える気がした。




透真に会いたかった。


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