白雪姫と消しゴム


「じゃあ…
いってさしあげようかしら?」



あたしはブランコから降りて
透真に言った。

「ほんとっ?」


「ほんとっ」




透真なら、
守ってくれる気がした
透真なら、
信じれる気がした


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