白雪姫と消しゴム


もう完全登校の時間は
すぎていた。




…ハズなのに、

生徒はまだまだいっぱい居た。


「皆ちこくじゃんっ」

「そ、つかいつもこんな~っ」


透真は手を離さないまま
校門をこえた。


< 84 / 145 >

この作品をシェア

pagetop