きみといっしょに



「でー…本当に遊園地でいいの?」


いつもの調子に戻った高野くんがわたしに聞いてくる。



「う、うん。高野くんはイヤだった…?」




「いやいや。ただ定番すぎだから、遠慮してんのかなーて」






――高野くんが言うように…遊園地って定番なのか…。




そうわたしが思っていると



「あ、結弦はデート初めてだからわかんないか」



と高野くんは少しニヤっとする。



その顔は千鶴ちゃんにそっくりで…。




「高野くん、千鶴ちゃんに似てきたね」






< 86 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop