きみといっしょに
「えっ、ほんとに?!俺あんなにはっちゃけてる?」
「あは、そーいうのじゃなくてね」
「どーゆーところ?」
少し困惑顔の高野くん。
こんな顔は初めてだからかな、もうちょっといじわるなことを言ってみたくなる。
「秘密ッ」
「えっ?!結弦今日はいじわるだね」
「えへへ、それより早く遊園地行こ?」
そうわたしは言って繋いでいる高野くんの手を少し引っ張る。
「はいはい」
そのわたしの言葉に高野くんの目尻が下がって優しい顔になる。
わたしも千鶴ちゃんに似てきたのかもしれない。